主催者代表　博多湾のメイタを守る会　会長　上田　敬

報告者 博多湾のメイタを守る会 事務局　浦田浩三

第22回　ラブメイタ杯 博多湾チヌ釣り大会・実施報告書

◇大会実施日　　平成28年6月12日　日曜日　　競技時間　07:00〜12:00

◇参加者　　　　114名

◇天　候　　　　曇り後雨

◇大会状況

　今年で22回目となる“ラブメイタ杯 博多湾チヌ釣り大会”を、博多埠頭サンセットパークにて盛大に開催しました。
　当日は雨の予報の中ではありましたが、114名もの参加者が遠くは秋田や福島からも集まってくれて、受付を済ませるとそれぞれが優勝を目指して思いおもいの釣場へと向かうのでした。しかしながら天気予報は見事に当たり開始早々より強い雨が降り始め、主催者としても釣果を心配する場面もありました。それでも、地元はもとより全国から集まった黒鯛師たちは次から次へと竿を曲げて行き、あちらでもこちらでも参加者のタモ網が繰り出されるのでした。
　さて、当会の目的でもある「稚魚放流」は今回で51回目となりました。博多湾のメイタを守る会は今まで長く放流活動を続けていますが、年々釣り場の環境が良くなっているのもあり、釣れる魚も増えてきた事を実際の大会の釣果増からも感じられます。今回も真鯛の稚魚（最大で約26cmに育った大きなサイズの2年魚）560尾を大きく育てよ…と願いを込め、参加者の手で放流いたしました。

そして大歓声を受けた表彰式の後はお楽しみ抽選会となりましたが、その頃には雨も上がり、次から次へと出て来る賞品の数々に期待に膨らむ笑顔はどよめきやため息に変わり、最後には最年少の小学生に液晶TVが当たるという劇的な展開で本大会の終了となりました。

大会終了後、博多湾のメイタを守る会の会員総出で公園や周辺の清掃を行い、笑顔の中で「また来年会いましょう」と誓い合って解散いたしました。

　尚、ラブメイタ杯 博多湾チヌ釣り大会は、今年から落とし込み釣り師の日本一を決める「落とし込みAward」の選考会も兼ねる事になりました。落とし込み釣りでの1位の方は、秋に大阪湾で開催される本大会の出場資格を得ます。第1回目の本年は、なんとはるばる東京から参加して頂いた方が本大会へ出場する事となりました。

　最後になりましたが、大会の開催に際して、多くの企業の皆様や個人の皆様より多大なご厚意をいただきました事、心より感謝いたしており、また厚く御礼を申し上げます。来年も6月に大会を実施予定です。今後ともよろしくお願いいたします。

優　勝　郡さん（中央）

準優勝　川内さん（向かって左）

第２２回　ラブメイタ杯　博多湾チヌ釣り大会上位入賞者